水:【読解】利休七則 #723
1、次の文を音読しましょう。
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利休七則
1. 茶は服のよきように点て
2. 炭は湯の沸くように置き
3. 花は野にあるように生け
4. 夏は涼しく冬暖かに
5. 刻限は早めに
6. 降らずとも傘の用意
7. 相客に心せよ
この利休七則は今日に至るまで、茶道におけるもっとも原則的な教えとして、代々変わることなく受け継がれてきた。 この言葉が単なる表面的な意味だけにとどまるのではなく、もっと深い、幅広い意味があったことを理解しなければならない。
すなわち茶道が単なる芸能や遊びごとと違って、もっと高い道徳性と倫理性を持つということ。
七則の意味は、
1. 事をおこなうには、相手の気持ち・状況を考えなさい
2. 準備・段取りは要となるツボを押さえなさい
3. 物事の本質を見極めて、より簡潔に表現しなさい
4. おもてなしは、相手を想う心を持ちなさい。五感を使って、工夫しなさい
5. 常に自分の中の時計の針を進めておきなさい
6. 不測の事態を想定しておきなさい
7. 同じ場所に居合わせたら、お互いに気遣い、思いやる心を持ちなさい
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2、ふりがな付きの文を読んで、読み方を確認しましょう。
また、重要語彙の意味も確認しましょう。
(PDF2−3ページ目)
A24_11_25_2.pdf
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3、文を見ないで音声だけ聞き、文全体の意味を再確認しましょう。
4、クイズに答えましょう。
5、宿題を出しましょう。
今日の宿題:
あなたが特に心に留めおこうと思うのは七則のどれですか。
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